【フジロック ‘21】を待ちながら
2020年6月5日、今年のフジロックの延期が発表された。
世界的な状況からみても、「今年は無理だろう…」的なムードが、早いうちから友達の間でも漂っていた。
しかしながら、海外や国内フェスの延期や中止が4月頃から発表されてくなか、
トップ画が当時の第2弾発表アーティストである、清志郎トリビュートと電気グルーヴの2組のまま無言を貫くオフィシャルサイトを開くたび、
「フジならやっちまうんじゃねーか?」
と、まるで緊張感のない電気グルーヴの2人の顔とは裏腹にハラハラしたものだ。
だからこうして、いざ正式に延期(実際中止だけど)が決定すると、
分かっちゃいたがのやり切れなさが日本中から溢れ、その溜息が苗場に集まり、やがて国道17号を覆う霧となったのだ。
次のフジロック まで14ヶ月。
この途方もないエアポケットに入ってしまった全国のフジロッカーと呼ばれる者達に、
オフィシャルコメントは「楽しみに待っててねー!」と言った。
いや、なっげーーよ!!
14ヶ月は長ーよ!
次のフジロック が開催される時には、中学生の息子はチ○毛ボーボーの反抗期真っ盛りだろう。
14ヶ月とはそれ程までに長いのだ。
しかもラインナップは基本的に今年のを移行するとのこと。
果たして次のアーティストが発表されるまでの約1年間、清志郎と電気のトップ画で期待値を保てるのか?
なので私は、フジへの気持ちを枯らさないためにブログを始めることにした。
今までのフジロックを超個人的に振り返るブログを。
14ヶ月後のフジロックまでブログを投稿し、
やがてアフィリエイトを導入し、
その資金でゴアテックスを買う算段だ。
このブログが段々と「からみざかり」の広告で埋まってゆく様を、
見届けてほしい。