フジロック ’21を待ちながら

幻のフジロック 2020を経て、2021年の苗場まで。

【フジロック上級者】とは ①

フジロック【上級者】。


私のようなフジロック【中級者】には、決して到達できない域に君臨する人々。


今日は私の考えるフジロック【上級者】の話。


前回、フジロッカーで1番多い層は【中級者】だという記事を書いたが、

では、ほんの一握りの【上級者】とは一体どういった人達なのか。


説明するより先に具体例を挙げていこう。



・大雨の中、完璧なブーツとレインコートを装備した日本人を、圧倒的フィジカルで飛び越えていくTシャツにサンダルの欧米人


・深夜3時にヘトヘトになりキャンプサイトへ帰る途中に、今から入場ゲートへノリノリで向かうバイタリティ溢れた若いねーちゃん


・グリーンステージなんか見向きもしないで、3日間ヘブンにいる兄ちゃん(出店してる人か?)


キャンプサイトで毎年いい場所に広々陣取って、「え、グランピング?」と、思わせる立派なベースを築いているおっさん達(関係者か?)


・そしてもちろん、毎年入場ゲートの1番近くに停めてるオレンジ色の外車の人(放置車両なのか?)



彼らこそがフジロック上級者である。

フジロック何回目だとかは関係ない。


きっとこれを見てる人全員、彼らの姿が頭に浮かぶはずだ。


彼らのような人と会場ですれ違うたび、

「あぁ〜、フジだなぁ〜。」

と、しみじみ思う。


彼らはただのフジロッカーではない。

フジロックフジロックたらしめる【景色】なのだ。


彼ら一人一人が、みなとみらいで言う観覧車であり、赤レンガ倉庫であり、インターコンチネンタルホテルなのだ。


そりゃいくら、中級者が束になっても叶わない。

アウトドアファッションに包んだ中級者達は、「個」でなく「群」となることで初めてフジロックの景色となる。


スイミーみたいなもんだ。


「毎年行ってるから」とか、

「皆勤賞だから」とか関係ない。


そんな称号も圧倒的「個」を前にした時には、なす術なく「微笑む」ことしか出来ないのだ。




ちなみにハライチの澤部は【上級者】ではない。



フジのマスコットだ。



近くで見ると可愛い顔してるので、みんなも会場で会ったら写真を撮ってもらおう。



【上級者】の話しは次回も続く。


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