【ストリーミング時代のフジロック】4つの変化
今日はストリーミングサービスを利用する【前と後のフジロックでの変化】について書きたいと思います。
ストリーミングといっても、YouTubeではなく、【 Apple Music】や【Spotify】などの音楽配信についてです。
まあ、すでに多くの皆さんが利用しているので、今回の記事に新たな気づきは無いと思います。
なので、「あぁ〜、分かる分かる。」といった感じで、共感しながら読んで頂ければ幸いです。
私は2016年頃からストリーミングサービスを利用しています。
当初はApple Musicでしたが、今はSpotifyを使っています。
ストリーミングは手軽にアクセス出来るし、新たな出会いも溢れているので、聞く音楽の幅をかなり豊かにしてくれています。
まあ、利用する前と後で【日常の音楽生活】が変わったってことですね。
さらに、ストリーミングを利用することで【フジロックの過ごし方】にも変化があることに最近気付きました。
その前に、一応フジロックに参加するにあたり、ストリーミングを利用するメリットを簡単に。
【プレイリスト】
はい、終わり。
もうコレがすべてですね。
ありがたいことにスマッシュが毎年ラインナップ発表とほぼ同時に公開してくれます。
これで予習できるアーティストの数が一気に増えました。
昔はラインナップに知らないアーティストがいても、その人らのCDを買うなり借りるなりして予習するにも限界がありました。
それがストリーミングのおかげで「ほぼ全アーティスト」が事前に聴けるようになりました。
フジロックのラインナップは、いつも大半知らないアーティストなので、コレは改めて凄いことだと実感します。
ちなみに音楽ストリーミング以前もYouTubeでアクセスすることは出来ましたが、私はミュージックビデオをずっと見てるのが苦手なので、あまり漁ることはしませんでした。
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てなわけで、本題です。
【ストリーミングで変わったフジロック】
まず1つめが、上で今言った
【予習出来るアーティストの量】です。
そして、それに付随して2つめ、
【フジでライブを見る本数】。
これがかなり増えました。
やはり事前に音源を聴くと、「この人らカッコイイ!この人もライブ見たい!」
というのが次々出てきます。
ストリーミング利用前は、知らないアーティストばかりで
「この後どーするー?適当にどっかのステージ行ってみようかー。」
なんて話をしていて、『結局川でダラダラ過ごして終わり』なんて事がよくありました。
しかし、見たいアーティストが増えればスケジュールも当然埋まってくる。
(あまりフジロックで「スケジュールが埋まる」なんてビジネスライクなこと言いたくないですが…)
ダラダラする時間が減り、たくさんライブを見るようになりました。
(ここで言う「ダラダラする時間」は、ネガティブな意味ではなく、フジロックでは有意義な時間なので。あしからず。)
結果アーティスト被りも増えて、嬉しい悩みが多くなりました。
そしてライブを見る事で気付いた3つめ!
【音源と違うアレンジに気付く】です。
いくらアーティストがライブ用にカッチョいいアレンジをぶち込んでも、その曲を聴くのが初めてだったら伝わりません。
去年のジャネイル・モネイで言うと、自分の曲のアウトロにプリンスの『パープル・レイン』のギターソロをぶち込んで来ました。
(まあ、パープル・レイン知ってる人は初めてその曲聴いても気付くでしょうが、分かりやすい例だったので。)
こういった【ライブアレンジ】や【即興】を楽しめるのも、音源で曲の原型を把握してるからですよね。
そして最後、4つめは
【ライブ見て好きになったアーティストをすぐ聴ける】です。
不思議なことに予習では刺さらなかったアーティストが、生で見て好きになるケースが結構あります。
これまた去年で言うとYaejiがそうでした。(ここでは『ヤエジ』って読ませてもらいます。)
プレイリストで聞いた時はあまり印象に残らなかったのですが、深夜のマーキーでの彼女のライブがどハマりしてしまいました。
帰りの車でずっと聴いてましたね。
まだライブの興奮覚めぬ中、すぐにそのアーティストの曲を聴けるのはありがたい!
以上4つが私が気付いた【ストリーミング時代のフジロックの変化】です。
まとめると、
【予習出来るアーティストが増える】
【ライブを見る本数が増える】
【ライブでのアレンジに気付く】
【フジで好きになった曲をすぐ聴ける】
どうでしょう皆さん。
「うん、うん。」と、共感してくれたでしょうか?
そして、この4つを見て分かる通り、
・3月〜7月 フジロックのプレイリストと、そこで気に入ったアーティストを聴きまくる
・7月以降 ライブでハマった曲を秋口くらいまで飽きるまで聴きまくる
と、いったように
聞く音楽の1年の半分以上が、その年のフジロック出演アーティストになっているのです。
こりゃもう5つめの変化ですね。
【音楽生活がフジロック漬けになる】
フジロックー!これからも良い音楽との出会いを期待してまーす!